♯37 痛みよりもつらいこと【手術日3】【入院2日目】

2024年3月1日金曜日

手術 入院中

術後、痛みをほとんど感じない。

 

手術を終えて病室に戻ってきたのが、11時頃。そこから術後の処置をしていただいたり、手術に付き添ってくれた夫と雑談等をしたりと、1時間くらいはあっという間に過ぎました。
 
やっと病室で一人になったのは、手術を終えてちょうど2時間経った13時でした。一人になったことで術後の謎のハイテンションも収まり、自分自身を取り戻した気がします。
 

点滴の管など見ていると、一気に現実的な気持ちになりました。
 
ちなみに術後の痛みですが、痛み止めのお陰なのかほとんどありませんでした。少し痛いなあと思っても、生理痛のような鈍い痛み。
 
痛み止めは飲み薬や坐薬ではなく、点滴タイプでした。二種類の痛み止めを使用しました(名前は忘れてしまいました。ここではAとBとします)。
 
同じ痛み止めを連続使用することはできないらしく、一度使用すると最低でも2時間以上おかなければ、次使えないそうです。
 
ですので、痛み止めAの点滴が切れたら、痛み止めBの点滴をする。痛み止めBの点滴が切れたら、痛み止めAの点滴をする。大体2時間おきに痛み止めの点滴を交換するという感じでした。これを翌日の朝まで繰り返しました。

常に痛み止めの点滴をしている状態でしたので、痛みを感じる時間が全くなく、術後の痛みで悩まされることは一度もありませんでした。有り難かったです。
 
「もし痛かったらすぐに言ってください。痛みは我慢しないでね」と、看護師さんは何度も気にかけてくださいました。
 
全ては痛み止めのお陰ですが、術後の身体の状態は思っていた以上に良好。術後とは思えないくらい、元気いっぱいでした。
 
ちなみに術後は、大体1時間おきに看護師さんが病室に来てくださいました。点滴がきちんと作動しているかをチェックしてくださったり、痛み止めの点滴を交換してくださったり、寝返りを手伝ってくださったり。看護師さんは皆さんとても親切で優しくて、親身になってお世話してくださいました。本当に感謝しています。
 

 

痛みよりもつらいことその1。動きたいけど……動けない!


看護師さんがテレビのリモコンや充電器に繋げたスマホを枕元に置いてくださったので、特に暇つぶしに困ることはありませんでした。
 
※余談ですが、充電器のコードは長いものをお勧めします! 私は2メートルにしました。
 
しかし基本的に、それ以外の身動きは厳禁。身体は点滴などの管に繋がれているので、寝返りを打つこともできません。
 
これまで寝返りの重要さを意識したことは一度もなかったのですが、この時ばかりは不自由なく寝返りを打てることの幸せを痛感しました。 

 

痛みよりもつらいことその2。眠りたいのに……眠れない!

 
全身麻酔後の気だるさや痛み止めなどの影響で、 眠気と疲労は限界を超えていました。
 
しかし看護師さんが常に出入りする環境なので、寝るに眠れません。落ち着かなくて、そわそわしてしまいます。「少し寝た方がいいですよ」と言われても、些細な物音で起きてしまうため全く眠れません。
 
眠いのに眠れない現象があるとは……。まさか自分がここまで繊細だとは思いませんでした。 

仕方がないのでテレビを眺めたりスマホをいじったりして時間をやり過ごしましたが、これがとにかく辛かったです。
 
実は入院中に読書しようと思い、事前に電子書籍をたくさんダウンロードしたのですが、眠気や疲労で頭が全く働きませんでした。ぼうっとしているので意味のある文章が読めず、結局どうでもいいネットニュースやテレビを右から左へと流すことしかできませんでした。
 

 

痛みよりもつらいことその3。お腹が激ぺこり状態なのに……何も食べられない!

 
当然のことですが、手術日当日は絶食。術後にうがいをすることはできましたが、お水を飲むこともできません。
 
普通術後は空腹を感じる余裕はないと思っていたのですが……まさかのお腹が空き過ぎて唾液が上がってくる始末。
 
頭の中は食べ物のことばかり。食べたくてしょうがない!!!みたいな感じです。
 
そうは言っても何も食べられないので、気を紛らわせるためにネットで飲食店のメニューを食い入るように見つめたり、食べログを見たり。また大食いyoutuberや飲食店紹介youtuberの動画などを観て堪えましたが、ぐーぐーと鳴るお腹の音は止まりません。
 
こんな状況でもお腹が空く自分のお腹に呆れました。
 
物音に反応して眠れない一方で、術後に空腹を感じる。繊細なのか鈍感なのか、訳がわかりませんでした。

そういうわけで手術当日の夜は、全く眠れず夜通しテレビとスマホで乗り切りました。
 
身動きができないこと、眠れないこと、お腹が空いていること以外は特に問題ありませんでした。また肝心の体調は本当にどこも問題なく良好で、手術したとは思えないエネルギーがありました。 どうして術後にこんなに元気いっぱいなのか、自分でもよくわかりません。
 
いろいろなブログや経験談を拝見すると、術後はぐったりしていたとか、痛みに絶望していたとか、悩まれていた方が多くいる中、何故か私は大丈夫でした。
 
稀だとは思いますが、私のように術後に元気いっぱいなヤツもいます!あまり参考にならないかもしれませんが、卵巣嚢腫の手術を控えていて不安な方、こういうヤツもいます!そういうタイプもあるんだなあと、頭の片隅に入れておいてもらえると嬉しいです!
 


 
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